2024年2月24日正午ごろ、静岡―浜松間を走行中の東海道新幹線「ひかり」で石油ストーブの灯油漏れによる異臭騒ぎがありました。
石油ストーブは乗客が持ち込んだもので、「頼まれて、親族のところに持っていくところだった」とのことです。
ところで、なぜ新幹線に石油ストーブを持ち込むことができたのでしょうか。
規則では石油ストーブを持ち込むことができる
「旅客営業規則」においては、石油ストーブ自体の持ち込み規制はないようです。
ただし、可燃性液体である灯油の持ち込みは当然ながらできないと規制されています。
灯油が入っていない石油ストーブであれば、持ち込みが可能となることになります。
なぜ灯油入り石油ストーブが新幹線に持ち込まれてしまったのか
では、なぜ灯油入りの石油ストーブが新幹線に持ち込まれてしまったのでしょうか。
石油ストーブの灯油は、使用によって使い切ってもタンク内に少量残ってしまうのですが、その確認が漏れてしまい、灯油が漏れた可能性があります。
駅員がどのように確認したのか分かりませんが、改札口の通過の際に、確認が不足していた可能性が考えられます。
世間の反応
新幹線灯油漏れ事件の世間の反応を集めました。
何故石油ストーブ持ち込んだのだろう、という反応が多いです。
また、何故止められなかったのかという反応もありました。
まとめ
2024年2月24日正午ごろに発生した東海道新幹線ひかりの石油ストーブからの灯油漏れ事故ですが、何故持ち込まれたのか考察してみました。
旅客営業規則においては、灯油の持ち込みは禁止されていますが、石油ストーブ自体の持ち込みは規制されていません。
可能性としては、灯油残留の確認が行われなかった可能性があります。
どういった荷姿で持ち込まれたか分かりませんが、さすがに改札口で駅員が気づかなかったということはないように思えます。
今後の対策が必要となりそうですね。
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