- 映画「首」の撮影場所として「スタジオセディック庄内オープンセット」が使用されたこと
- 「スタジオセディック庄内オープンセット」とはどういう場所なのか
北野武監督作品の映画「首」が「第76回カンヌ国際映画祭」でワールドプレミア(世界初上映)が2023年5月23日(日本時間)に行われました。
日本の歴史上有名な事件「本能寺の変」を描いた今作品は、「羽柴秀吉(豊臣秀吉)が明智光秀を利用して織田信長を殺させた」という北野武監督の独自説によるストーリーです。
なお、「カンヌ・プレミア」部門に実写映画として日本初の選出となりましたが、アニメ映画としては「竜とそばかすの姫」が2021年に選出されていました。
ところで、この作品はどこで撮影されたのでしょうか?
ツイッターによると全てではないと思われますが、「スタジオセディック庄内オープンセット」が使用されたようです。
さて今回は、映画「首」の撮影場所となった山形県にある「スタジオセディック庄内オープンセット」について、筆者の体験談を交えてご紹介します。
映画「首」の撮影場所「スタジオセディック庄内オープンセット」とは?
映画「首」の撮影場所として使用された「スタジオセディック庄内オープンセット」は、これまで多くの時代劇などの映画やテレビドラマの撮影場所として使用されてきました。
時代劇映画撮影を目的として作られた場所となります。
これまで撮影された映画やテレビドラマについて、主な作品は下記のとおりです。
- おくりびと
- ICHI
- 座頭市 THE LAST
- おしん(実写映画)
- るろうに剣心 京都大火編
- 殿、利息でござる!
- 峠 最後のサムライ
- THE LEGEND & BUTTERFLY
- 山女
- タイムスクープハンター
- 勇者ヨシヒコシリーズ
アクセス・見学入場料金
「スタジオセディック庄内オープンセット」は、映画撮影のために作られた場所ではありますが、一般人の見学が可能です。
山間部にあるため、冬期間は休みですが、それ以外は見学が可能です。
映画などの撮影があると入場制限があるようなので、事前に公式HPやツイッターを確認して行くようにして下さい。
名称 | スタジオセディック庄内オープンセット ←公式HPへ |
住所 | 〒997-0131 山形県鶴岡市羽黒町 川代東増川山 102 |
電話番号 | 0235-62-4299 |
営業時間 | 4月下旬~9月30日 9:00~17:00 最終入場16:00まで 10月1日~11月中旬 9:00~16:00 最終入場15:00まで |
見学入場料金 | 大人(中学生以上)1,300円 子供(小学生)900円 未就学児無料 ※団体料金、障がい者料金あり 詳細は公式HPをご覧ください |
飲食店はあるの?
飲食できる場所があるのか気になると思いますが、飲食売店「AIショップ」がエントランスエリアにあります。
ラーメン、カレー、ジャンボフランクなど様々あるようです。
筆者は食べたことがないので味の方は分かりません。
スタジオセディック庄内オープンセット見学の体験談
筆者は10年以上前に一度だけ見学してきたことがあります。
その感想をまとめたので、ご覧下さい。
- とても広いので周遊バスを利用しよう
- 撮影された映画で好きな作品があると倍楽しめる
- 夏の見学は暑さ対策を考えよう
とても広いので周遊バスを利用しよう
場内は東京ドーム19個分の広さです。とても広いです。
全て歩いて見学することも可能ですが、周遊バス(有料)があるので、部分的に利用することをお勧めしたいです。
公式HPにモデルコースが掲載されていますので、是非参考にしてみて下さい。
好きな映画作品があればとても楽しめる
見学した感想としては、「映画のセットがあるな~」「あの映画で使われたんだ~」です。
撮影された映画を見ていなくてもある程度楽しめますが、好きな作品があれば「あのシーンの建物だ!」という感じで感動できるのではないでしょうか。
筆者は、あまり時代劇を見ないので、せっかく見学したのにちょっともったいない気持ちになりました。
よって、好きな映画作品があるのであれば、とても楽しめるのではないでしょうか。
夏の見学は暑さ対策を考えよう
基本的に外を歩いたりする時間が長いので、夏の日の見学では暑さ対策をしっかりと行いましょう。
建物に入ることも当然ありますが、建物と建物の間の距離が結構あったりして、日光を浴びている時間が長くなります。
暑い日は、必ず飲み物等を携帯して見学するようにして下さい。
まとめ
北野武監督の映画「首」の撮影場所として使用された山形県にある「スタジオセディック庄内オープンセット」について、筆者の体験談を交えてご紹介しました。
結論としては、「撮影された好きな映画がある方におすすめ」です。
映画「首」が第76回カンヌ国際映画祭でどのような評価を受けるのか、期待したいと思います。
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