【簡潔まとめ】葬送のフリーレン10巻の感想（ネタばれ） 2024 1/30 漫画・アニメ 2023年3月25日2024年1月30日 ※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。 葬送のフリーレン10巻を読んだ感想を簡潔にまとめました。 もちろんネタバレがありますので、ご注意ください。 葬送のフリーレン10巻の概要 発売日：2023年3月16日発売 構成：第88話～第97話 主な登場人物（主人公3人以外） ・デンケン ・マハト（魔族（七崩賢）） ・ゼーリエ（エルフの大魔法使い） ・ソリテール（魔族） </noscript><iframe sandbox="allow-popups allow-scripts allow-modals allow-forms allow-same-origin" style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" data-src="//rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=sazabiiii0707-22&language=ja_JP&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=as_ss_li_til&asins=409851771X&linkId=3967772b3030b547a6ddf26a968ed2b7" class="lazyload" > 目次第88話 ソリテール タイトルの「ソリテール」とは、第88話で初めて登場する人類を研究する女魔族のこと。 マハトが求める「悪意」「罪悪感」という魔族が持ちえない感情について、ソリテールと議論します。 この話は回想シーンです。これは第87話から続くもので、第87話でエーデルが読み取ったマハトの記憶をデンケンがフリーレンと一緒に解析している状況に基づくものです。 回想シーンは第93話まで続きます。 第89話 罪悪感 「悪意」と「罪悪感」を感じるためどうしたらよいか？ その答えは、「親しい人類を殺すこと」だと感じたマハトは、城塞都市ヴァイゼに向かいます。 なお、冒頭では、七崩賢のシュラハトとグラオザームに、南の勇者と戦うために協力を求められ、やむを得ず協力することになります。 第90話 グリュック マハトが何故、グリュックのお抱え魔法使いとなったのか？が分かる話です。 マハトは親しい人類を求めていましたが、ヴァイゼの領主であるグリュックをたまたま襲ったことがきっかけで、グリュックと手を組むこととなりました。 マハトは「悪意」と「罪悪感」を知りたい。 グリュックは、ヴァイゼの実権を握っている一族を片付け、ヴァイゼを豊かにしたい。 交渉の結果、2人は手を組むこととなりました。 第91話 表舞台 なぜ魔族のマハトがデンケンの師となったのかが分かる話です。 ちょうどこの頃、魔王が勇者ヒンメル達によって討伐され、ヴァイゼの住民も勝利に沸いていました。 グリュックは、マハトにグリュック家お抱えの魔法使いの地位を与えることになりました。 魔族をそのように扱って住民は反対しないのか？ 一見とても不思議ですが、魔族の人を欺く力を使って人々にマハトを信頼させたのではないかと考えられます。 そんな中、マハトは人類の魔法も扱えるため（ソリテールから学んだ）、魔法指南役となりました。 それを聞いたグリュックは、親戚の子供であったデンケンの魔法の師となるように、マハトに命じます。 第92話 ヴァイゼの終焉 ヴァイゼが黄金に変えられた決定的瞬間が分かります。 デンケンは、マハトから魔法を学び上達し、軍の魔法使いとして活躍していきます。 そして、グリュックの娘であるレクチュールとデンケンが結婚します。 気になるシーン グリュック「…なんだ、その顔は？」 マハト「普段通りの笑顔ですが。」 「あのとき、私が言ったことは間違いではありませんでしたね。」 グリュック「覚えていないな。」 葬送のフリーレン10巻より引用 これは、幼い頃のレクチュールがデンケンを好いているのでは？と察したマハトを否定したグリュックに対して、マハトがやっぱりそうでしたね、という会話です。 北部高原の最北端の城塞都市が、1人の魔族によって落とされ、住民が皆殺しにされたとの情報が入ります。 これにより、ヴァイゼの住民の魔族に対する不安は高まります。 当然ながら、マハトへの信頼は低下することとなりますが、マハトの力を置いておきたい貴族たちは、「支配の石環」をマハトに付けることを要求してきました。 9巻にも出てきましたが、「支配の石環」には「悪意」を抱いた瞬間にマハトが死ぬという魔法がかけられています。 しかし、いまだ「悪意」を知らないマハトには意味のないこと。グリュックもそれを理解していて、マハトは「支配の石環」を付けることを了承します。 その後、レクチュールが若くして亡くなり、デンケンはヴァイゼを去ります。 墓参りが何年もの日課とグリュックでしたが、老いた彼にマハトは優しく接します。 何だか本当に信頼関係が築けたかのようですが、ついにマハトはヴァイゼを黄金に変える決断をしたのです。 グリュックと親しんだヴァイゼを黄金に変えることで、「悪意」と「罪悪感」を感じることができるのではないか。 そう考えたようですが、結局「悪意」と「罪悪感」は感じられず、「支配の石環」は発動せず、マハトは生きたままでした。 第93話 大結界 ヴァイゼが黄金卿となりしばらく経っても、マハトは「罪悪感」を感じることはありませんでした。 そこへ、ゼーリエと弟子たちがやってきて、マハトと戦います。 ゼーリエは「呪い返しの魔法（ミステイルジーラ）」が使えるため、「万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）」は効きません。 ゼーリエがマハトを倒してくれるのでは？と思った瞬間、弟子たちによって、マハトは大結界により封印されてしまいました。 今、マハトを倒してしまっては、ヴァイゼは黄金から元に戻る可能性はゼロになると判断したからです。 ここで、フリーレンとデンケンによるマハトの記憶の解析が終わりました。 それと同時に、ソリテールが大結界の解析を始めます。 第94話 解析 フェルンは、ソリテールが解析を始めたことによる魔力を探知していました。 しかし、デンケンの魔力探知には反応がなく、フリーレンはマハトの記憶の詳細解析で魔力探知が弱まっていました。 そうとうな手練れが近くにいる、という可能性だけが残りました。 フリーレンの解析は2か月かかるとのこと。 ソリテールも大結界の解析に2か月かかるようです。 しかし、あと2日でフリーレンのマハトの「万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）」の解析が終わる前に、ソリテールの大結界の解析が早く終わり、大結界は崩されてしまいました。 第95話 無名の大魔族 大結界が崩されたことで、黄金が広がっていきます。 ソリテールは無名の大魔族のようです。 七崩賢のように有名な大魔族には当然気を付ければならないが、無名の大魔族はもっと注意しなければならない、とフェルンはフリーレンから以前教わっていました。 しかし、フェルンとシュタルクは無名の大魔族のソリテールと戦うこととなってしまいます。 第96話 師弟 黄金の広がりからフリーレンと集落の人々を非難させていたデンケンのもとに、マハトがやってきます。 マハトは、この地のマハトを知る人々を全て殺して、どこか遠くの地でやり直す決断をしたようです。 それを止めるため、デンケンはマハトと戦います。 マハトは「万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）」使いましたが、跳ね返されてしまいました。 デンケンは一級魔法使いになった特権として、ゼーリエから「呪い返しの魔法（ミステイルジーラ）」を譲渡されていました。 デンケンが何故老いてから一級魔法使いとなったのか。これまでの話が繋がりました。 第97話 観測 フェルンとシュタルクのソリテールとの闘いに戻ります。 ソリテールの圧倒的な魔力に大きなダメージを受けた2人ですが、フェルンの密度を上げた「一般攻撃魔法（ゾルトラーク）」によって、何とかソリテールに傷を負わせることができました。 しかし、デンケンとマハトの戦いによって、「万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）」が使われ続けたことで、黄金の広がりが早まり、フェルンとシュタルクは黄金に変えられてしまいます。 ちなみに、ソリテールは黄金に変わりませんでしたが、何故なのでしょうか。 デンケンは、黄金の広がりが早まったことで、フリーレンのところへ向かいます。 しかし、ソリテールの見つかり攻撃を受けますが、自ら「呪い返しの魔法（ミステイルジーラ）」を解き、黄金になってしまいました。 黄金になり攻撃を受けないことで、フリーレンが「万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）」を解除し黄金から元に戻れる可能性にかけたのでしょう。 そしてついにフリーレンと住民たちのところへも黄金がやってきて、フリーレンは黄金になってしました。 と思いきや、ちょうど解析が終わりました。 フリーレンは記憶の詳細な解析によって、「万物を黄金に変える魔法（ディーアゴルゼ）」の解析を行って成功したのです。 その解析は、原理を解明する解析ではなく、「観測」に基づいた解析であるとソリテールは推測しています。 気になるセリフ フリーレン「万物を黄金に変える魔法は、今この瞬間、”呪い”ではなくなった。」 まとめ 葬送のフリーレン10巻は、マハトはヴァイゼで共存したが町を黄金に変え大結界によって封印された経緯、デンケンの師であった理由などが分かる話をなっています。 そして、11巻では、マハトとの決着はつくのでしょうか。黄金に変えられたフェルンやシュタルク、様々な人たち、ヴァイゼは元に戻れるのでしょうか。 きっと元に戻れるのでしょうけれど、その過程を見るのが楽しみです。 とても気になります。 11巻の発売が待ち遠しいですね。 漫画・アニメ コメント コメントする コメントをキャンセルコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。
コメント