回転ずしのスシローは、2023年1月末に起きた「しょうゆ差しペロペロ動画投稿事件」を受けて、2023年2月3日からタッチパネルで注文しないと食べられない対策が続いています。
回転レーンで常に寿司が回っていない、すぐに食べたい客にとっては、時間のかかる状態となっています。
ところで、回転レーンで常に寿司が回っているシステムは、いつ再開するのでしょうか。
結論としては、2023年8月1日現在、再開の方針はあるものの再開日は発表されていません。
2023年夏に再開すると報道されていたが・・・
タッチパネル注文のみの対策は、2023年夏に解消する方針であることが2023年5月に報道されました。
回転寿司チェーン最大手の「スシロー」は、客が注文していないネタを回転レーンに流すサービスを、今夏をめどに再開する方針を明らかにした。
読売新聞オンラインより引用
ですが、2023年8月1日現在、再開するとの発表はありません。
そんな中・・・調停成立・賠償取り下げの報道
迷惑行為を行った高校生の少年に対して、スシローは約6700万円の損害賠償を求めて訴訟を起こしていました。
その調停が大阪地裁で行われてきましたが、2023年7月31日に調停成立し、約6700万円の損害賠償の訴えを取り下げたことが2023年8月1日に報道されました。
大手回転ずしチェーン「スシロー」の店舗で客の少年が卓上のしょうゆ差しの注ぎ口をなめる動画が拡散した問題を巡り、スシローを運営する「あきんどスシロー」（大阪府吹田市）が岐阜県の少年に約６７００万円の損害賠償を求めた訴訟で、大阪地裁で調停が成立し、訴えが取り下げられたことが１日、分かった。７月３１日付。
産経ニュースより引用
簡単に言うと、賠償金は請求されず和解したということです。
調停成立により回転レーンは再開していくのか
今回の調停成立により、2023年夏を予定していた回転レーンの回る寿司は再開していくのではないでしょうか。
訴訟が終結した状態で、回る寿司が再開されることが望ましい気がしますので、再開に向けて良い流れなのではないでしょうか。
回る寿司の内容はフードロス問題も考えている
スシローは、回る寿司の再開と併せて、回転レーンを一定数回った寿司は廃棄されていた問題を解決し、フードロス問題に取り組む方針のようです。
スシローは、売れ残りを減らすため、レーン限定のネタを店内アナウンスを通じてアピールしたい考えだ。ハマチやブリなどで脂ののり方が異なる希少部位や、余った部分を集めた軍艦などを想定している。水留社長は「レーンに流して意味のあるものだけにしたい」と強調した。
産経ニュースより引用
以前から問題となっているフードロス問題に取り組むには、良いタイミングとなるのではないでしょうか。
ですが、以前のように選び放題とはならないようで、元に戻るという訳ではなさそうです。
まとめ
スシローの回転レーンで常に寿司が回っているシステムの再開は、2023年夏に再開する方針が出されています。
しかし、2023年8月1日現在はまだ再開日は発表されていません。
そんな中、しょうゆ差しペロペロ動画事件の訴訟について、2023年7月31日調停成立したことが8月1日に報道されました。
これによって、回る寿司が再開されていくものと筆者は予想しています。
フードロス問題にも取り組む姿勢を見せていて、回る寿司が再開されても以前のように選び放題ではなさそうですが、スシローの新しいアイデアで楽しい回転寿司を提供して頂きたいですね。
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